「叱ってはいけない」
脳が著しく育つ5才、6才までは、叱ってはいけません。
まだ発達途上の脳は、神経回路が出来ていないため、理解出来ないことが多く、言われたことを長く記憶することが出来ません。
そして叱られると、脳は萎縮してしまいます😱
だから、叱ってはいけないのです。
神経回路を密にすることを、日々の生活の中で子供にさせていると、理解力も記憶力も着いてくるため、集中力も半端なく着いて来ます❗
例えば2才でも、ワーキングメモリーを鍛えているお子さまは、約束したことをきちんと記憶しているので、30分でも60分でもお行儀よくしていることが出来るのです。
だから、お出かけ前に
何処へ何をしに行くのか?
その時にどうして欲しいのか?
これらをきちんと伝えてお出かけすると、記憶していてくれるので、困らないわけです。
そして約束が守れたら、おもっきり誉めることを忘れてはいけません。
誉められると、誉められた時の快感も記憶するので「また誉められたい。もっと誉められたい❤」と思うから、毎回ちゃんとお約束を守ってくれるようになります😊
「家の子は、外出すると大変で、外食なんて到底無理です。」
と思っているお母さま、ワーキングメモリーを鍛えると大変じゃなくなりますよ。
叱るより「こうしてくれたら嬉しいな」と言う言葉がけや、誉める方が断然脳の栄養になります。誉めましょう(^-^)/
ピアノdeクボタメソッド主宰 柴田直美先生 河合楽器専属講師として長年ピアノ、ドリマトーンの指導、演奏活動をしていた。 2000年より京都大学霊長類研究所久保田研究室で実験助手として久保田競先生に従事し、2007年~2015年まで愛知工業大学自然科学教室勤務。 今日に至るまで久保田競先生から脳神経科学について多くを学び、自身のピアノ指導経験を生かし、ピアノdeクポタメソッドを考案する。